不動産業界・統計・実務の裏側
コンビニよりも多い不動産屋
圧倒的な店舗数と、成約率「千三(せんみつ)」の相関関係
2014.06.09
コンビニ……24時間営業で、便利で頼りになる存在。家の近くや出先など、どこにでもある圧倒的な店舗数は、私たちの生活実感として定着しています。
しかし、実はそんな身近なコンビニよりも、不動産屋の数の方が圧倒的に多いという事実をご存知でしょうか。
統計データに見る店舗数の比較
| 業種 | 店舗・事業者数 | 出典 |
|---|---|---|
| コンビニエンスストア | 約 50,000 店舗 | 日本フランチャイズチェーン協会(H26.4) |
| 不動産事業者 | 約 120,000 業者 | 国土交通省(H23年度) |
「せんみつ(千三)」と言われる厳しい競争
不動産事業者は、バブル崩壊後減少傾向にあるとはいえ、依然としてコンビニの2倍以上の数が存在しています。こうした事業者の多さは、成約率の低さにも影響を与えています。
業界内では、1000件程度の売買案件を扱って、成約に至るのはわずか3件程度(1000件に3件で「千三:せんみつ」)と言われることもあります。これだけ業者が多ければ、一つの物件を巡る競争は激しく、また顧客の選択肢も膨大になるのは当然と言えるかもしれません。
街中に溢れる不動産の看板。その膨大な数の中から、本当に信頼できるパートナーを見極めることが、不動産取引を成功させる第一歩となります。