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解決事例

解決事例詳細

不動産・建築・土地利用トラブル

鉄道会社による振動被害に関する事例(土地取得代金の倍額以上の解決金で和解)

鑑定手続を経て、土地取得額を上回る解決金と地上権設定登記で和解成立

鉄道振動被害を利益に変えた交渉術:解決の仕組み図解
解決のポイント

無断通行と振動被害に対し、訴訟と専門家による鑑定を駆使して対抗。最終的に土地所有権を維持したまま、地上権設定の対価として取得額の2倍以上となる数百万円の解決金を獲得し、将来的な利益も確保しました。

1. 事案の背景:無断通行と深刻な振動被害

依頼会社様が所有する土地において、通行権の存在が不明確であるにもかかわらず、某鉄道会社が特急列車を通過させている実態がありました。これに伴い深刻な振動被害が発生しており、被害の防止と正当な権利の主張を求めて鉄道会社を提訴しました。

2. 弁護士の対応:本格的な立証と鑑定手続

裁判では振動レベルの客観的な数値を測定するため、専門家による鑑定手続を実施。当事者双方が本格的に争う展開となりましたが、鑑定結果を法的根拠として提示することで、鉄道会社側に土地利用の対価を支払うべきであることを強く認識させました。

3. 解決の結果:将来の利益も見据えた有利な和解

最終的には、鉄道会社に対して「地上権」という土地利用権を認めてその設定登記を行う代わりに、数百万円の解決金を受け取る形で和解が成立しました。この解決には大きな2つのメリットがあります。

驚異的な回収率 依頼会社様が当該土地を競売で取得した価額の2倍を超える解決金を獲得しました。
将来の転売益も確保 解決金はあくまで「地上権設定」の対価。土地所有権は維持しているため、将来的な土地価格の上昇による利益も見込める結果となりました。

用語解説

・地上権
用益物権の一種で、建物などの工作物を所有する目的で、他人の土地を使用する権利をいいます。今回は鉄道の通過(工作物の維持)を目的として設定されました。

担当弁護士からのコメント

本件は単なる被害の賠償にとどまらず、複雑な権利関係を「地上権設定」という形で整理・合意したことで、金銭的な即時利益と将来の資産価値維持の両立に成功した好事例です。

「泣き寝入りするしかない」と思えるような相手や事案でも、専門家による客観的な鑑定と戦略的な交渉によって、大きな利益へと転換できる可能性があります。まずはお早めにご相談ください。

ご注意
  • 関係者のプライバシー等に配慮し、事案を抽象化して掲載しております。
  • 上記解決事例は、あくまで個別的事案における解決例であり、同種・類似案件につき常に同一水準の解決を保証するものではございません。